SOMPO Light Vortex株式会社(代表取締役CEO:楢﨑 浩一、以下「ライトボルテックス」)は、企業・自治体・学校向けにコロナ感染・ストレス対策支援サービス「Light Checker(ライトチェッカー)」を12月下旬より販売開始します。1.背景・目的 新型コロナウイルス(新型コロナ)は、今なお世界的に感染拡大している地域があり、変異株「オミクロン株」の出現によって日本国内においても第6波の発生懸念が強くなっています。これら新型コロナの脅威は、人々の健康はもとより急速なオンライン化やテレワークの普及など私たちの生活や経済活動にも大きな変化をもたらしています。 ウィズ・コロナにおける新たな行動様式が求められる中で、企業や自治体、学校などでは、継続した社員・職員・生徒の新型コロナ感染拡大の防止と対策、メンタルヘルス不調者増加に伴う対策が大きな課題となっています。日々の健康管理の重要性が高まっている一方で、かかる負担は管理者側、社員・職員・生徒側ともに大きく、管理体制の整備と効率化の必要性も高まっています。 ライトチェッカーは「Quick and Easy」をコンセプトに、スマートフォン一つで新型コロナ感染疑義予兆とストレス度合の「計測」「管理」「対策」を提供するサービスとして開発しました。健康管理の体制構築と計測、対策や管理の効率化を実現し、企業などの新型コロナ感染拡大防止とメンタルヘルス状態の可視化という組織課題の解決をサポートします。2.概要 ライトチェッカーは、スマートフォンのカメラを活用し、新型コロナ感染疑義予兆とストレス度合を簡単に「計測」できるアプリです。計測結果は、管理者が確認し「管理」することができます。また、「計測」「管理」に加えて、提携サービスを利用することで「対策」までサポートします。社員・職員・生徒の健康状態を「計測」「管理」し、状態に応じて「対策」ができるという3つの機能を備えた企業などに向けてのコロナ・ストレス対策支援サービスです。 ライトチェッカーは、イスラエルのスタートアップ企業である Binah.ai社(CEO:David Maman)のAIを用いた映像解析技術を活用し、カメラで撮影した画像から「心拍数」「酸素量(呼吸ウェルネス)」「ストレス値」を取得します。※ライトチェッカーは医療機器ではありません。計測結果は医療用途で使用することを目的としておりません。【想定される主な活用例】従業員の新型コロナ集団感染による操業・営業停止リスクを有する企業(製造業・飲食業など)における利益喪失防止止接客・営業など対面ビジネスを行う企業におけるお客さまへの安心感の醸成テレワークへの移行で見えにくくなった社員・職員のメンタルヘルスの可視化による適切なコミュニケーションの実現学校の部活動などにおける生徒の体調管理の効率化【主な3つの機能】(1) 「計測」:社員・職員・生徒向け計測アプリアプリを起動しスマートフォンのカメラを活用することで、「心拍数」「酸素量(呼吸ウェルネス)」「ストレス値」を計測できます。アプリ上で設問に答えることで自身の日々の感情や体調の変化を記録することができます。測定結果や日々の感情や体調の推移を表示することで、自身の状態の確認や振り返りが行えます。計測結果の管理者(上長や教師)への報告が自動で完了します。<画面イメージ>(2) 「管理」:管理者向けWebページ(スマートフォン対応)全ての計測者の計測結果や登録データからストレス傾向、PCR検査状況、ワクチン接種状況などの管理に必要な情報を1つの画面上に表示することで、管理の省力化を実現します。計測者からの自己申告ではなく、実際の計測結果を根拠に社員・職員・生徒の健康状況を把握でき、異常傾向の早期検知が可能です。<画面イメージ> (3) 「対策」:計測結果の変化に応じた測定後の外部サービスの提供 ライトチェッカーは計測後の対応策もあわせて提示します。「酸素量(呼吸ウェルネス)」「体温」や「ストレス値」の変化に応じて、以下の提携サービスを紹介することで企業・自治体・学校のその後の対応をサポートします。PCR検査サービスライトボルテックスが提携しているPCR検査サービス(全国対応可能)を紹介します。ストレス対策サービスライトボルテックスが提携しているメンタリング瞑想サービス、オンラインマインドフルネスサービス等のストレス軽減をサポートするサービスを紹介します。3.今後について ライトチェッカーは「デジタルを活用して社会課題を解決する」というライトボルテックスの理念に根差したプロダクトであり、今後もお客さまのニーズや社会課題に合わせて必要な機能を幅広く実装していくほか、測定後のサービスについても拡充を図っていく予定です。 また、ライトボルテックスでは、企業とお客さまの健康およびそこから得られるウェルビーイングを目指してライトチェッカー以外のサービスも今後提供していきます。【ライトボルテックスの会社概要】SOMPOホールディングスは2016年4月にデジタル戦略部を新設し、AIを始めとした先端技術の研究開発(2020年度までの PoC(Proof of Concept:実証実験)件数:300件以上)を通して、デジタルの知見を蓄積してきました。中期経営計画(2021年度~2023年度)においては、SOMPOグループの「"安心・安全・健康のテーマパーク"により、あらゆる人が自分らしい人生を健康で豊かに楽しむことのできる社会を実現する」というパーパス実現のため、基本戦略の一つに「新たな顧客価値の創造」を据えています。デジタルを活用したサービス創出力の強化と新たな事業機会の獲得を通じた「新たな顧客価値の創造」を目的として、2021年7月にライトボルテックスを設立しました。代表者代表取締役CEO 楢﨑 浩一本社所在地東京都新宿区西新宿1−26−1資本金100億円株式持分SOMPOホールディングス株式会社 100%設立2021年7月1日主な事業内容デジタル技術を活用した商品・サービスの企画、開発、販売URLhttps://lightvortex.com/以上