SOMPO Light Vortex株式会社(代表取締役CEO:楢﨑 浩一、以下「ライトボルテックス」)と株式会社ACES(東京都文京区、代表取締役 田村 浩一郎、以下「ACES」)は、このたび資本業務提携契約を締結したことをお知らせします。1.背景・目的 SOMPOホールディングスとACESは2019年より、損害保険事業のDXに向けて、様々な協業を通じ新たな事業構造・顧客価値の創出を推進してきました。今回、こうした取り組みをデジタル新規事業として社会実装し、より高速に新たな顧客・社会価値の創造を実現すべく、SOMPOホールディングスのデジタル事業における中核会社であるライトボルテックスとACESとの業務提携に至りました。両社はミッション・事業目的ともに高い親和性と共感を有しており、両社の経営資源をかけ合わせることで、幅広い産業のリアルデータの活用および事業拡大を加速させていきます。2.業務提携の概要 社会課題解決を伴うデジタル事業創出に向けては、リアル産業に存在する膨大な非構造データを構造化・統合した上で、適切に分析・活用して事業価値につなげていくことが不可欠です。 ライトボルテックスは現在、ACESとモビリティデータ(※)活用の検討から進めており、その第一弾として、事故車/中古車のB2Bオークション事業領域へのAI活用に取り組んでいます。 今回の資本業務提携を機に、ACESの①Deep Learningを用いた映像・音声・言語などの非構造化データの構造化技術、 ②リアルデータから事業価値を創出するAIバリューデザイン力・データ分析/活用力といった強みを活用し、新規事業開発に邁進していきます。詳細な情報や今後の展望については、事業の拡大に併せて順次発信いたします。 ※モビリティデータとは 自動車そのものから取得されるいわゆるプローブデータだけでなく、運転者の動作や車外の環境データ、自動車の価値の推移や売買データを包含した、モビリティに係るすべての情報のことです。【SOMPO Light Vortexの事業概要】 SOMPOホールディングスは2016年4月にデジタル戦略部を新設し、AIを始めとした先端技術の研究開発(2020年度までの PoC(Proof of Concept:実証実験)件数:300件以上)を通して、デジタルの知見を蓄積してきました。 SOMPOグループの「"安心・安全・健康のテーマパーク"により、あらゆる人が自分らしい人生を健康で豊かに楽しむことのできる社会を実現する」というパーパス実現のため、デジタルを活用したサービス創出力の強化と新たな事業機会の獲得を通じた「新たな顧客価値の創造」を目的として2021年7月に設立、100%子会社としてSOMPOオークス株式会社を保持し、事故現状車を中心としたオークションプラットフォームを開発、これまでに約3万台を販売しています。会社名SOMPO Light Vortex 株式会社本社所在地東京都新宿区西新宿一丁目26番1号代表者代表取締役CEO 楢﨑 浩一資本金243億円設立日2021年7月1日【株式会社ACES 会社概要】 東京大学松尾研発のAIスタートアップである株式会社ACESは、ヒトの認識・解析を行うHuman Sensing(ヒューマンセンシング)技術をはじめとした画像・映像解析のAIアルゴリズムを用いて、ヒトの知見を数式化し、リアル産業のDXを推進しています。AIアルゴリズムを事業価値に落とし込むデザイン力をコアコンピタンスとして、クライアント様と二人三脚でDXに取り組むDXパートナーサービス、自社アルゴリズムを組み込んだソフトウェアを提供するAIソフトウェアサービスを実施しております。会社名株式会社ACES本社所在地東京都文京区湯島2丁目31−14 ファーストジェネシスビル 3階代表者代表取締役 田村 浩一郎資本金1億円設立日2017年11月20日以上