SOMPO Light Vortex株式会社(代表取締役CEO:楢﨑 浩一、以下「ライトボルテックス」)は、会宝産業株式会社(代表取締役社長:近藤 高行、以下「会宝産業」)と、 自動車関連部品のリユース・素材のリサイクルのグローバル市場における需給最適化のため、両社それぞれの経営資源やデータを利用し、仮説検証ならびに事業化推進することを目的とする資本業務提携契約を締結したことをお知らせします。1.背景・経緯 自動車産業のCASEに代表される産業構造の大転換や、国際情勢の変化による資源や原材料、生産体制の影響を受け、より業界各社はグローバルな視点での持続可能な社会の実現や業界課題に貢献することが求められています。 日本で発生する年間約300万台の使用済み自動車の部品のリユースや、素材のリサイクルの最適化にむけ、ライトボルテックスの持つデジタル技術やSOMPOグループの国内外の保険会社等のネットワークとそれぞれの取引データ、会宝産業のグローバル市場での自動車関連部品とマテリアルの販売実績、そのリサイクル関連のノウハウ、国内提携会社のネットワークとそれぞれの取引データを組み合わせることで、需給の最適化を実現できる可能性を見出したことから、今回の資本業務提携契約の締結に至りました。2.業務提携の概要 SOMPOグループの損害保険会社等を通じて供給される使用済自動車を、会宝産業で引取り、最適な販売方法をライトボルテックスの100%子会社であるSOMPOオークス株式会社とともに両社の取引実績や需要をもとに決定し、解体~輸出する実証実験を開始、仮説の検証結果によってその後の展開方針を検討します。詳細な情報や今後の展望については、事業の拡大に併せて順次発信します。【ライトボルテックスの会社概要】 SOMPOホールディングスは2016年4月にデジタル戦略部を新設し、AIを始めとした先端技術の研究開発(2020年度までの PoC(Proof of Concept:実証実験)件数:300件以上)を通して、デジタルの知見を蓄積してきました。 SOMPOグループの「"安心・安全・健康のテーマパーク"により、あらゆる人が自分らしい人生を健康で豊かに楽しむことのできる社会を実現する」というパーパス実現のため、デジタルを活用したサービス創出力の強化と新たな事業機会の獲得を通じた「新たな顧客価値の創造」を目的として2021年7月に設立、100%子会社としてSOMPOオークス株式会社(https://www.sompo-aux.com/)を保持し、事故現状車を中心としたオークションプラットフォームを開発、これまでに約3万台を販売しています。会社名SOMPO Light Vortex 株式会社英名SOMPO Light Vortex Co., Ltd.本社所在地東京都新宿区西新宿一丁目26番1号代表者代表取締役CEO 楢﨑 浩一資本金243億円設立日2021年7月1日URLhttps://lightvortex.com/【会宝産業の会社概要】 会宝産業は、グローバル市場での販路に実績を持ち、そのノウハウ同業者へ提供することで、多数の国内提携会社のネットワーク(会宝リサイクラーズアライアンス=KRA※)を構築しています。国内外のオークション、輸出代行と合わせて、現地法人(JV)を設立することで、リサイクルノウハウの海外移転も積極的に行っています。※KRAは、日本車を含むすべての自動車リサイクルに関わる企業のネットワーク組織。全国の自動車リサイクル企業が競合するのではなく、お互いに情報を共有し新しい市場を創造することをコンセプトに2017年10月発足。加盟社数は、日本各地で事業を展開する78社(2022年5月末現在)。会社名会宝産業株式会社英名KAIHO INDUSTRY Co., LTD.本社所在地石川県金沢市東蚊爪町1丁目25番地代表者代表取締役社長 近藤 高行資本金5,700万円設立日1969年5月URLhttps://kaihosangyo.jp/以上